葦葉製作所のボスの住居

昨日、葦葉製作所*1のボス*2のアパートに行ってきた。新しくとても綺麗な印象のある住居だった。

今日は、そんな住居をめぐる、とても有意義な話をしたいと思う。


当該アパートには男性が独居しているようだ。驚いたことにリビングにPC、プリンタ2台、スキャナ、通信機器、ゲーム機、液晶テレビが置かれており、「お茶の間」の雰囲気を微塵にも感じさせない。

別の部屋にも何台かのPCが置かれ、開発室が設けられているちょっとした仕事場でもあり、何日かに一度、サークル仲間が集まってゲーム作品の開発が行われている。そして、同人活動に使われると思しき材料(用紙やCD、ケースなどの消耗品、作品の在庫等)が詰まった数十ものダンボール箱が棚に積まれている。ひたすら同人ライフのための空間のようだ。

私は思った。これくらい綺麗な場所は、同人の巣ではなく愛の巣に向いている。同人活動にすべてを捧げるなど、なんてもったいない使い方をする人だろう、と。週末、自動的に野郎仲間が集まってくる状況では、一時的に女郎を引き込むことさえもできない。

と書いてみて思った。アパートには、開発室、リビングの他にも部屋がある。まったく無関係の女性を引き込もうと思えば、できなくもない(関係者でも別にイイが)。開発作業に来ている野郎連中のことなど無視して、隣の部屋で乳繰りあうなど、ほんの少し神経が図太ければどうということはない。

そこで、どうせなら同人の巣と愛の巣、二つを兼ねてはいかがだろう。開発部屋での作業が開始されても、隣の部屋では愛の形が綴られ続けるのだ。

同志A「ふうっ、これで3つめ! ドット絵描きは今日も快調!」
同志B「えーと、こっちは、先週の続きで敵キャラの動きがなぁ。どうもバグってて…、ごにょごにょ」

そんないつもの会話を交わす二人。だがそんな中、隣の部屋からくぐもった声が聞こえてくるのだ。

ギシギシ………
男「どうだ…、ふふふっ、隣の部屋に聞こえる声を出してもいいんだぞっ…と!!」
女「ああっ…、いいいっ!! もっと…ぉおっ!! あああああ!!!」
ギシギシギシギシ………
男「はあっ…、はぁ、はぁ…っ…、はぁ、……うっ!!!」
男二人は、突然始まったこのやりとりに大喜び。

同志A「なんだ!? 女のあえぎ声が聞こえるぞ!?」
同志B「なにっ! じゃ、録音だ! この艶めかしいボイスとテキストを録っておけば、後日ゲームに組み込んで使えるかもしれない!!」

そんなわけで、葦葉製作所の次回作は、18歳未満禁止となりました。みなさま、ご了承下さいませ。


いかがだろう。同人の巣と愛の巣、二つを同時にこなし、なおかつ双方の利害が一致した実現方法。これぞ一石二鳥。実に有意義な案だと思う。

みなさまも、お近くに独居人がおりましたら、お試し下さいませ。

*1:葦葉製作所の公式サイトは http://www.yoshibaworks.com/

*2:ボス=のえるのこと。http://d.hatena.ne.jp/noellab/