シルフェイド幻想譚(感想)
プレイ後の文章。簡単に。
簡単な紹介
フリーソフト。15日以内にクリアすることを目指すファンタジーRPG。世界観は、例を挙げるならファイナルファンタジー。
システムは親切な説明が付いているので、とりあえずクリアするだけなら、前情報や戦略は不要。基本的に難易度は低いが、ヤリコミ方次第。むろん、ネタバレは敵。
公式サイト http://www.silversecond.net/main/contents/game/silfade_gensou/
クリア後の所感
ゲームで徹夜するなど、実に久しぶり。面白い。素晴らしい。
もう一回、今度は別のトーテムでプレイしたい。ヤリコミ要素大。
エンディングは短いけど切ない…切なすぎる……。ハッピーエンドなのかこれは……。でもこれでいいのかもしれない……くふぅっ。
プレイ時間と難易度
私の初回プレイでは、安全なクリアを心がけたようだ。
15回まで死んでいいことになっているのだが、一度も死なず。能力値・お金ともに飽和状態。「初心者向け」とうたわれていたキャラクタタイプを選択したせいもあるかもしれない。
そこそこリロードしたが、実時間で10時間くらい、ゲーム内時間は11日だった。時間はいくらでも切りつめ可能なようだが、短いとイベントが見られなくなるので、短縮プレイが楽しいかどうかは別。
朝と夜が変化し、雨や雪も降るので、変化するメッセージを見ながらゆっくり回るのが楽しいと思う。
ちょっとした分析
- 簡便なシステムと親切な説明誘導
- いわゆる「経験値稼ぎ」「金稼ぎ」が最小限に抑えられている印象がある
- キャラクタ育成のバラエティが豊富
- 世界が楽しい(イベントやメッセージの配置など)
この四点が良作たらしめている主要ポイントだと思う。
特に2は画期的に思えた。目的地に向かいながら、「エンカウントをいかに増大させるか」を逆に考えてしまう所が他のRPGと異なり一線を画す。「敵に会わない方が楽」ではなくて、「沢山(もしくは、少なめ)の敵に会いたいんだが、どうしたらいいか」とその都度考えさせるところがいい。
アイテムもモンスターも種類が少ない。世界も狭い。イベントCGもない。リソース的には決して大きなゲームではない。でもこれほど楽しいのはなぜか。
…っと、ゲームの面白さの要因をたったの数個の項目にまとめるというのは、個人的に好きな評価の仕方ではないので、上記は初回プレイで受けた印象ということで。
欠点
一応、あるにはあるが、RPGツクール特有の問題であったり、取るに足らない問題であったり。
あと、バグが原因と思われるアイテム取りこぼしが発生。クリア必須アイテムではなかったが、ちょっと残念だった。回避可能な問題のようなので、次に気をつければ問題なし。
というわけで
何か思いついたらまた書くことにして……、そのうち、2回目のプレイにチャレンジしてみよう。