デジカメのバッテリー等の部品

はじめて、デジカメのバッテリーを交換してみた。

はじめてのこと、と言っても、当該デジカメを購入したのが6年ほど前。そのときに“オマケ”と称して店員がバッテリーを一つ余計に付けてくれたのだが、それをほぼ未使用のまま今日まで来たわけだ(いや実は、充電だけして、テスト撮影に使った程度の経験はあるのだが、本格的に差し替えたのは最近が初めてということ)。

私にとって、意外にもデジカメバッテリー一個の容量は大きく、一回の旅行で100枚撮ったとしても使い切らなかったりする。旅行では明るい風景写真を撮るのが中心で、フラッシュをたく機会が少ないため意外に消耗度は低いようなのだ。夜は酔っぱらってしまうためカメラを構える機会が少ない。せいぜい宿泊先で発生するカマドウマやガを撮影してみんなをビビらせるくらいにしか使わない。

で、結局、私にとって、デジカメのバッテリーなぞ一個で十分、それよりもメモリカードの予備をたくさん購入しておくべきでありました。ちなみに初期のメモリカードはたったの8MBが2枚。しばらくこれで我慢していたのだが、結局128MBのカードを後に購入、さらに親戚から128MBのカードを1枚いただいて、とうとう満足を得たのだった。

振り返ってみると、2年くらいは8MB×2枚で凌いでいたのだから、我ながら凄いと思う(貧乏くささに慣れていると言いますか、節約したり物を使い潰すことが好きなものでして)。当時は128MBなんぞ高嶺の花だったせいもあるのだが、8MBという容量は、最高の解像度で撮った場合に数枚しか撮ることができないくらい容量が少ない。ところが、現在では容量に任せるがまま、解像度最高で撮りまくりである。最高解像度といっても、当時のデジカメなので1600×1200なのだが。

話をバッテリーに戻そう。予備のバッテリーを取り出したとはいえ、決して元のバッテリーが使えないわけではありませぬ。元のバッテリーも交換しながら使っていこうと思っている。ただ、次に充電するのが何ヶ月先になるのか分からない状況で、これまでも通算で5〜6回しか充電したことがない気がするくらいなので(1年に1回程度?)、撮影枚数に比して充電回数は少なくて済んでいるように思う。二つのバッテリーが死ぬまで使い切るには、まだまだかかりそうだ。

しかし時代は進歩し、現在では手ブレ補正だの一眼レフだのいろいろ付加価値のついたデジカメが登場。いくらバッテリーの息が長いと言っても、完全に時代に置いて行かれつつあるデジカメをいつまでも使うわけにはいかない。一昨年、父が購入したデジカメの値段が2万5千円程度で、これは私のデジカメの三分の一の価格。

ところが、父のものは性能が格段に上で、まずUSB接続が可能という点が憎らしい。そして重量にもびっくり。なんですかこの軽さは!名詞入れ並に軽くないか?もしくは私の携帯よりも軽い気がする。しかも手ブレ補正つき!解像度は長辺が2400ピクセル!まったく許せません。バッテリーがいくら優秀だってこれでは新しいものが欲しくなる。

ああ、新しいデジカメ欲しいよぅ…。でもバッテリーがあまりにも健在すぎて、古いデジカメを使い潰した感がまったく感じられず、どうしても購入に踏み切れないのだ。ああ、くそ歯がゆいぜっ。バッテリーよ、早いところ寿命になってくれい。寿命にするには、今のデジカメをガンガン使って使い潰すしかない。くそっ、店員め、バッテリーをオマケに付けるなんぞ余計なことしやがって(でも密かに、長く使えることそのものに快感を覚えている今日この頃。長持ちするアイテムって所有しているだけで嬉しいですね。これも貧乏性の表れなのかもしれませんが)。

というわけで、充電が完了したところで、猫をたくさん撮ってきました。今度載せたいと思います。

いや実は、とあるブログで猫の話題を扱っていて、そういや左のメニューに猫のアイコンを使っているのに猫の話題を出したことが一度もないなぁと思っていたことを思い出し、そろそろ何とかせねばと思った次第です。