オールタイムベストテンに投票

nacht_musikさんのブログでゲームブックの人気投票をやっています。いきなり当雑記にお誘いのTBが送られてきました(http://d.hatena.ne.jp/nacht_musik/20080126/)ので、答えさせていただきます。まずは要項から。

新春ゲームブック特別企画「ゲームブック・オールタイムベストテン」
http://d.hatena.ne.jp/nacht_musik/20080101

投票

私からは以下の十本、順不同でお願いします。

なんとなく考えた候補

以下は選考に用いた他の候補です。上と併せて、これらに順位を付けるのは無茶な話です。あとシリーズものを分冊にして考えるのも無理ですな……。

魔宮の勇者たち、魔界の滅亡、城砦都市カーレ、七匹の大蛇、王たちの冠、ネバーランドのリンゴ、ウルフヘッドの誕生、ウルフヘッドの逆襲、暗黒教団の陰謀、傭兵剣士、カザンの闘技場、恐怖の街、グーニーズドラゴンクエスト2、ドラゴンクエスト3(DQはいずれもエニックス版)、地獄の館、ウィザーズクエス

シリーズを挙げると第一巻を挙げたことになるそうなので、上でははじめから第一巻を挙げました。T&Tソロアドベンチャーシリーズはある意味外道なので、できのいいものは多かったですが除外。

エニックス製「ドラゴンクエスト」はよくできていた

エニックス製「ドラゴンクエスト」シリーズが意外に健闘しているとの中間報告がありましたが、理由はよく分かります。かのシリーズはDQグッズとしての色が濃い割に、ゲームブック化が成功していた感触がありました。

思い起こせば「所詮ファミコンシリーズだろ?買っても仕方ない」とファミコンシリーズをバカにしていたゲームブッカー(恥ずかしながら私のこと)が借りて遊んだところ、出来の良さに驚きました。しまいには貸してくれた友達に「悪い、もうちょっと貸してくれ」に変わっていたのだから勝手なものですな。

よく考えてみたら2以降は分冊になっていて、3以降はゲームブック界屈指の大作なんです。よく売れるためか、どの本屋にも必ず全巻が並んでいたし、大作に飢えた子供たちの目をよく引いていたと思います。

ドルアーガの塔「魔宮の勇者たち」の人気

まもなく復刻版が発売になる「魔宮の勇者たち」ですが、中間報告を見ると人気みたいですね。分冊ものは真ん中が人気薄になりそうなものですが、ドルアーガの場合は都合が違うようです。当時は第一巻の勢いを背景に、第二巻がとてつもなく待ち遠しかった記憶があります。

当時は子供たちの間にDQブームが席巻し始めており、ゲームブック版「ドルアーガの塔」と併せて国内のRPGものが爆発的な勢いを得つつある時期でした。その最中にシリーズものの期待を背負って登場したのが、たまたま第二巻の「魔宮の勇者たち」だったのだろうと思います。内容も濃かったです。

私は発売日前後に本屋に連れていってもらいましたが、浮かれていたので、あることをして父に怒られたのをよく憶えています。店内で怒鳴られて恥ずかしかった。