現況

現況

しばらくDesigeonの話題を書いておりませんでした。で、何も書かないと自分でも不安になってくるのでそろそろ何か一言を。

最近はあまり進んでいません。作る気は満々なのでいろいろ思いを巡らせてはいるのですが、また膨らませすぎると年単位で次バージョンが出せなくなったりするので、なるべく欲望を抑えつつ機能を実装しております。

欲望を具現化しなければならないのはむしろサンプルゲームの方でして。

私がどのような意図をもって各機能を実装したのか、それをゲームの形で見せることが肝要なのだろうと。サンプルなしに機能ばかり膨らんでも役に立ちませぬ。

設定していて楽しいのはたぶん、ルールをちょっとだけ弄るところと、アイテムや呪文を実装するところで、モンスターの設定、迷路の設置なんかは意外にアクビが出るものです。

モンスターの設定については、能力の値を直接設定する従来の方法は回避する方向で進んでいます。攻撃力14とか、ヒットポイント3D8+40とか、あとで編集するハメになると面倒くさすぎる設定項目、ダイレクト値の設定はやりたい人だけやってもらうということになります。

ドラクエIIを見る

これは趣味とネタ交えての話題。

最近、FC版の『ドラゴンクエストII』のネタを漁っています。FC版ドラクエ2は、ドラクエ史上もっともWizに近いかそれ以上の難易度を持つドラクエであると私は考えています。

DQ2の難易度については、実質的にリロードの難しいゲームであるという時点でWiz#1よりも上であると感じます。モンスターとPCの戦力バランスが悪い点はWizに似ており、一部モンスターのAIはWizよりも凶悪です。街と目的地を往復する間の緊張感たるや大変なものでして。(なお、SFC以降のDQ2は難易度がかなり下がります)

よくもまああれほどのゲームを昔の子供は遊びこんだものだ、とつぐつぐ感心してしまいます。座標をピンポイントで調べないと見つからないアイテムがいくつもあり、かつダンジョンの構造は凶悪そのもの。そうとう主人公の神経を研ぎ澄ませておかないとノーヒントでクリアすることは難しい。実際、私にノーヒントクリアは無理です。

もちろん、ドラクエには全滅→キャラ(アイテム)喪失というルールがありません。Wizでは全滅するとその場にアイテムと死体が残されるルールにはなっています。しかしWizでも“リロードなし縛りプレイ”をしない限り、実質的にこのルールは存在しません。ということで、リロードを半強制的に封じられているFC版DQ2は凶悪な難易度を持っていると思います。

そして何より、DQ2はゲームとしてとても面白いです(私の主観)。ゲームバランスははっきり言って悪いと感じているのに、なぜこれほど楽しませてくれるのか。いろいろ述べるときりがないので詳細は書きませんが、そこにWizに共通する良さを見いだしたような気がするのです。転職もアイテム探しの妙もないのにね。なぜか共通項を見いだしたのです。

ということで、DQ2に触れているところです。語るときりがないですね。

余談ですが、我が家にはFC版DQ1〜4のカセットがいまだに全部残っています。Wizも#1〜3が全部残っていますから、この二シリーズにはよほど思い入れがあるのでしょうね。