本編終了・世界樹の迷宮2

本編を終了しました。以下かんたんに感じたことを。

パーティ構成

ソードマン・ダークハンター・レンジャー・メディック・アルケミスト

攻撃力のないレンジャーは途中から使わない予定だったが、難易度が極端に下がったので一気に押し切った。終盤のアザーステップは大いに効いた。当初は取らない予定だったが、サジタリウスの矢が役立たずだったので、これを消して再割り振りでアザーステップを取った。

スキルボーナスは、パーティ全体で30近く余らせた状態で終了。

感じたこと

  • 迷宮探索ゲームとして、遊びやすくできている
  • 操作性が向上している
  • 攻略法が流通しファンの多いネットを絡めれば、楽しく遊べる傾向がある
  • 難易度が高い割に、アメとムチを使い分けられてない。運の要素とムチを強くしただけ
  • 必須のイベント戦が一部難しすぎる → イベント戦後が簡単すぎるという悪循環
    • (前作は、この極端さがオマケエリアに配置されていた、つまりプレイヤーが挑戦を選べるから評価した)
  • ストーリーの意外性は普通くらいで、特に見るべきところはない

前作を100点とするなら、今作は60点ってところです。ただ難しくすりゃいいってものじゃない。私としては「普通の高難易度ゲーム」になったという手応えだった。

ただ、プレイヤーのおかれている状況もだいぶ影響するので、善し悪しははっきりと言えない。ハードコアなプレイヤーにだって、取っつきの悪さを感じる人はいるだろうし、不慣れな人が攻略法を見て遊んだ結果、花園なゲームに思えるかもしれない。

個人制作向けの参考書としてみたとき、システム的な面白味はほとんどない。続編なので、これは仕方がないなあとあきらめた。

ネット上での評価について思ったこと

  • ウィザードリィと比べられることが多いようだ。私は、ウィズと世界樹の緊張感はまったく質の異なるものだと思う。ウィズは全滅という状況を救出の物語に変えるゲームだが、世界樹は全滅によって攻略法を見出すゲームである
  • ファン同士が集まって楽しめる人と、必ずしもそうでない人がいる。私の評価スタンスは後者の立場に立っている。理由は、ネットや同人の世界で楽しむ暇のない(あるいは興味のない)友人が多いためだ。DSはそのためのハードでもある。その点、世界樹2は高難易度ではなく、ただの調整不足という印象が強い

その他

25階までの道程のうち、台風の目と言えるのが15階だった。

総プレイ時間の三割を15階が占めており、この時間帯は実に不毛であった。

キャラクタレベルは、15階の到達が31レベル、同階の突破が50レベル、その10フロア上の25階クリア(本編終了)が59レベルである。

16階〜25階は三日半くらいで突破。

15階のイベント戦で、素直にダークハンターの縛りコマンドが通じていれば、見方は随分と変わったと思う。15階の突破が早まり、それ以降が緊張感に包まれ、最終戦まで世界樹らしい普遍的な理不尽さと、手応えの良さを感じていたはずだ。しかし、この虎の子のコマンドの成功率が低いのでは手の打ちようがなかった。


もうちょっと、前作・今作とあまり触れてないジョブのテストをやってみたいと思います。カースメーカー・ブシドー・ペット・ドクトルマグス・ガンナー。この辺ですね。