世界樹の迷宮をプレイ・その5
新宿
新宿に到着。
この第5階層は素晴らしいイメージだ。音楽と背景の雰囲気、それとシナリオ展開も好き。
残念ながら、迷路構造的にも、モンスターバランス的にも、歩き回る価値のないフロアになっている。単に道のりが長いだけで工夫が少なく、歩き回っても面白くない。シナリオを先に進めるにはマップを完成させねばならないが、かなり不毛な作業が必要な模様。
攻撃力>防御力の時代
ここにきて急にバランス崩壊が。
攻撃力>防御力の時代がやってきて、いよいよウィザードリィっぽくなってきた。モンスターの先制イコールほぼ全滅という流れに。かわりに中間の守衛モンスターが弱すぎる。
こちらのヒットポイント=通常モンスターのダメージなので、ちょっとずつ回復する回復スキルの効率が悪すぎる……。
これがいいか悪いかは別にして、難易度が高いという印象が強くなったことは確かですな。
バランスが崩れていると思うのは、『世界樹の迷宮』の戦闘はハイリスクローリターンであることで、それが現在の21階あたりから顕著になってきたのだ。3〜4フロアほど前の階で遊んでいた方が経験値が溜まる。
ということで、いわゆる「経験値稼ぎ」モードを発動。
まぁ、このフロアまで、事故の起きづらいバランスに設定されているだけでも、この手のニッチ路線ゲームでは素晴らしいことかな。
ボーナス再割り当てを使ってみる
モンスターのダメージが痛すぎる。
モンスターの一撃でキャラクタが瀕死もしくは死ぬので、全快用の回復スキルが必要になる。ウィザードリィのマディやドラクエのベホマに相当するものだ。
ところが、ボーナスポイントが不足しており習得できていない。これまで必要なかったから、まったく習得してこなかった。
『世界樹の迷宮』には、キャラクタのレベルを10下げると、習得済みのスキルを放棄して、あらためて習得スキルを選びなおす機能がある。これを利用することにした。
というわけで、みんなのレベルが10ダウン。またレベル上げ直さないと。
(同時に何人かについて、スキル再割り当てをした)
モンスターの紹介文
内蔵されているモンスターの紹介文がいい加減で苦笑い。
- アーマービースト
- 攻撃力はさほどでもないので、危険性は少ない
ウソ過ぎる。
データ上は、地域でもっとも大きな攻撃力があるし、眠らせてくるモンスターと一緒に先制してくると、それだけでこちらが全滅の危機に。そして経験値は最低ランク……。
ゲーム開発上のミスだろうな、これは。テストのためにモンスターの仮パラメータを設定したときに、紹介文も一緒に作成しちゃって、バランス調整はあとからやったのかな。で、経験値は再設定し忘れたと。
なんにせよ、やたら弱いモンスターが“さも恐ろしい”かのように表現されていることもあるし、モンスターの紹介文はまったくアテになりませんな……。