ファミコンより古いゲーム

スクランブルを発見!これ私、持ってましたよ。いやー懐かしいなあ。

いったい何周クリアしたか分からない。たぶん人生で初めてハマったゲームだと思う。これが後のグラディウスになるとはねえ。

次にこのゲームウォッチ。タイトルは当時も知らなかったけど今見ると「パラシュート」って書いてありますな。これにもはまった。ファミコンより前の時代だったと思う。

http://www.showanavi.jp/heritage/0017/

ややっ、よく見るとメーカーが任天堂じゃないか!あんなに遊んだのに全然知らなかった……。

これだよこれ。ゲームの押しボタンが許されるのは2個までだよね。

最高得点は999です。それを超えると0点に戻るようになってる。

かなり好きなオモチャでよく持ち歩いていたんだけど、数年後、サウナ状態にある真夏の自動車内に置き去りにして、電池が液漏れするほど熱してしまい、ついに壊してしまった。スクランブルの方はだいぶ長持ちして、学生の頃までは残っていたと思う。

当時の売価は、上記どちらのことか忘れたけど6千円くらいだったとおぼろげな記憶が。消費税は無かったけど、ゲームを値引きするような競争も生まれてなくて、6500円といったように98止めではない価格で買ってもらっていたような気がする。


最後に、アーケード・ゲームウォッチ共に有名だった「ドンキーコング」について私、ひとつ大きな主張があるのです。

ドンキーコングはダサい。そう思っていました。今どきドンキーかよ!これからは「スクランブル」や「ゼビウス」みたいにスクロールするゲームの方が面白くなるぜ!みたいな。

そんなことを言う割には当時、一画面ゲームの「ポパイ」にはまってたりするんですが、都合の悪い話はさておき、ドンキーコングは当時、シューティングではないアクションゲームの中ではもっとも有名で、アーケードゲームの花形、ロングセラーになっていたんです。これが問題だった。

私は当時、ゲーセンの出入りを禁じられていた上、ファミコンも制限されていたので、流行を嫌う感情を育てていました。ドンキーコングみたいな流行ゲームは、ゲームを買ってもらえない人が流行に踊らされて遊ぶものだ、みたいなひねくれ方をしまして、ゲームウォッチであってもファミコンであっても、決してドンキーコングには手を出しませんでした。ゲーセンの流行ものを避けて、コンシューマ向けに工夫したアイデア勝負のゲームを欲しがったのです。あるいはゲームブックに熱中しました。

その流れは後日まで引き継がれて、例えば「ストリートファイター2」は私、いまだに苦手意識を持っています。ザンギエフがどうの、とか言われてもどのキャラクタのことか分かりません。分かるのは春麗だけです。スト2はゲーセンの花形だったので、コンシューマであって触れたいとは思いませんでした。この忌避意識はどうにも反射的、生理的なもののようです。

教訓:「子供から流行ものを取り上げるとエロゲに走るよ!」